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クレジットカードの犯罪の認知件数は低くなってはいるものの?

クレジットカードの犯罪は、クレジットカードが普及し始めたころよりも少なくなっているってご存知でしょうか?

喜ばしい事かもしれませんが、これは認知件数といってクレジットカードの犯罪であるという認識があるものだけに限られているようです。

という事は、クレジットカードの不正利用などについての実態がわかっていない犯罪もあるという事になるのです。

クレジットカード犯罪の認知件数は下がっている

例えばクレジットカードが普及し始めた平成4年ころだと、まだ利用者がそれほどいないにも関わらず、なんと認知件数は11,000件を超えています。

もちろん検挙数はかなり高いので90%近くは検挙されている事になり、クレジットカード犯罪の被害者の方々も、一応は事件は解決し手口もわかっていたようです。

ところが、現代になったらどうかというと認知数は確かに極端に下がったので喜ばしい事なのですが、同時に検挙数も下がってきているのです。これはどうしてなのでしょうか?

過去の犯罪とどこが具体的に違うのか?

よくよく調べてみると、検挙された犯人の自白した手口として多いのが、盗難によって手に入れたクレジットカードを利用した犯罪。

これは過去のクレジットカード犯罪も同じですが、それとは別にパソコンや周辺機器などを使って偽造したクレジットカードやキャッシュカードを利用する犯罪も増加しました。

つまりクレジットカードを持っていなくても(盗んでいなくても)クレジットカード犯罪を起こす事は可能であるという事になるのです。

それにしても偽造したカードを使って犯罪をされては、被害者の方々もどうやって防犯に努めたらいいのかがわからなくなってしまいますね。

時代とともにクレジットカード犯罪も進化している

これまでは拾ったカードを悪用したりするにとどまっていたのが、写真撮影をしてカードの番号を入手し、それを悪用してわからない程度の詐欺を行う。

スキミングをされて情報を抜き取られ、知らないところで利用されて姿を消されてしまったなど、さまざまな方法で犯罪が行われています。

これからも便利になるたびに自分ではどうする事もできない事もあるかもしれません。

だからこそ、今できる最大の防御をしておくべきではないでしょうか?スキミング防止のグッズを使ってみたり、クレジットカードを使う場所をよく考慮するなども必要かもしれません。

防御をするためにも、まずは自分でクレジットカードの犯罪の手口などをしっかりと知っておく事も重要です。

クレジットカードは快適に暮らすためのお手伝いをしてくれる大切なパートナーでもあり、社会的信用を築く一つのツールでもあります。

だからこそ犯罪から身を守る必要があるという事を常に思いながら利用するといいですね。

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