カード犯罪
クレジットカードの顔認証はどこまで技術が進むのか?
- 2016.10.24 @ 新着
- カード犯罪
クレジットカードというとショッピングをした時などに、本人の確認としてサインや暗証番号などを入力したり書いたりして利用していますよね? そんな中でクレジットカードも顔認証で利用できるようになっているものもあるようです。
今回は、クレジットカードの顔認証について、なぜ顔認証なのかやどこのクレジットカードなのかなど、最新の情報などをまとめてみることにしました。
Contents
クレジットカードも顔認証の時代に突入!
2020年日本では東京オリンピックが開催される予定ですが、実はこの2020東京オリンピックでは顔認証など、最先端の技術を駆使してキャッシュレスで楽しめるオリンピックにすべく、さまざまな工夫がされてきつつあるのです。
さて、顔認証ですが2015年7月に初めて顔認証で決済ができるクレジットカードとなったのが「マスターカード」のアプリです。こちらのアプリはオンラインで利用する時に顔認証でショッピングが楽しめるように開発されたアプリなのです。
テストの段階ですがおおむね評価や結果は良好の様子で、近い将来にはクレジットカードの顔認証が主流になっていくのは間違いないでしょう。
ちなみにマスターカードとは別に、日本でこの技術を提供しているのがNECで、2020年の東京オリンピックでキャッシュレス化をするための方法の一つとして検討され、技術開発されているものなのです。
もしこれが実現した場合には、ある意味初めての近未来的なオリンピックになるので、開催が楽しみになってきますね。
マスターカードの場合の顔認証について
現段階では暗証番号を押す代わりに顔で認証をするという使い方をします。もしこの方法で問題がなければ、今後は暗証番号をショップの店員に知られてしまい、不正に利用される事故や犯罪がなくなるというものです。
つまり顔認証はセキュリティの向上が可能になるというわけですね。当然このテストが成功したと判断されれば、今後はあらゆる場所での実用化が検討されることでしょうが、問題が全くないわけではありません。
例えば、そのシステムを導入するためには、高い費用をかけて認証するための機械を設置しなくてはならないとかですよね。
もしも無償で提供されるのであれば、小さなショップ側も導入するメリットがあるでしょうが、実費の場合にはなかなか末端まで普及しにくいと言えるかもしれません。
アナログな顔認証のクレジットカードも大活躍!
顔を識別して認証するというタイプではありませんが、三井住友VISAカードでは顔写真をカードに貼って、クレジットカードを使う時に顔をチェックして、本人が使っているものなのかを確認するという方式を採用しています。
ちょっとアナログですが、意外にも本人の顔写真が貼ってあるので、不正に利用しようとしてもできないというメリットがあるので、この方法も今後伸びていくと予想されます。
安全性が高いという意味ではやはり本人の顔を確認できるタイプのクレジットカードの方がいいのかもしれませんね。落とした時に恥ずかしいというのはありますが、不正されない最強な顔認証だと言えるでしょう。
ショップも本人だというのを確認しやすいので、信頼度はUPすると言えるでしょう。
写真を使われたらおしまいでは? という声も!
誰もが簡単に想像できますが、だったら顔写真を使ったら大丈夫なのでは? と思う方もいるかもしれませんよね。それは当然のことなのですが、やはりそこはお見通しというか予想できている問題なのでしょう。
オンラインでの顔認証についてですが、顔認証をする時に「まばたきをしてください」と言われる仕組みになっているようなので、やっぱり不正をすることはできないというわけです。
まさか写真がまばたきをするわけがありませんからね! セキュリティを強化するための顔認証ですから、そのあたりは抜かりなし! というところでしょうか。
他にも指紋で認証をするというシステムを導入しているクレジットカードなども出てくるようですね。
東京オリンピックではフィンランドを超えるか?
現在フィンランドのUniqullという会社では、登録をするとすべてのクレジットカード、paypalなどでの決済ができるというサービスを始めています。
このサービスはお店で商品をかごに入れて、レジに来るまでに精算ができてしまうという素晴らしいシステムで、お店が混雑する時間帯には本当に助かる決済サービスをしてくれる会社なのです。
プランが二通りあるのもいいですよね。一つは自分が暮らしているところや職場周辺のみで使えるプラン、そしてもう一つが全域で利用が可能なプランなのだとか。
このシステムをしのぐシステムを、2020年までに日本が開発できたら、経済的にも潤うことが予想できますよね!
まとめ
いかがだったでしょうか? 今回はクレジットカードの顔認証というシステムについてを、簡単ではありますがまとめてみました。
海外ではすでに始まっているところもあるというこのサービスが、日本に導入されるのはいつの日になるかは定かではありませんが、2020年に行われる東京オリンピックでは使えればいいですね。
また、このようなシステムは導入する時に大変かもしれませんが、導入することで得られるメリットもかなり高いと言えます。
全てのクレジットカードで顔認証が行えるようになれば、より安全にショッピングを楽しめるようになるので、そんな日がくるのが待ち遠しいですね。
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