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海外でクレジットカードを利用する際の注意点まとめ

クレジットカードは海外でも利用可能なことから、両替の手間を省き現地レートでの直接決済できる他、キャッシング時も両替と比べ手数料も大幅に抑えることができ、海外旅行時には欠かせない物となっています。

しかし、海外では日本以上にクレジットカードの利用については注意を払う必要があります。その注意点についてまとめました。
 

ショッピングでの支払い時に注意すること

海外に行った際に、クレジットカードを最も多く使用する場面としてショッピングやレストランでの食事が考えられます。それらの場面における注意点は以下のとおりです。

1.暗証番号をしっかりと把握すること。
海外でクレジットカードを利用する際は、暗証番号の入力を求められることが多いです。日本の場合は、セキュリティに優れたICチップが搭載されているカードにおいては、ここ最近、暗証番号入力が求められることが増えましたが、暗証番号を覚えていなくてもサインでも通用してしまいます。

しかし、欧州地域では、暗証番号のみでしか決済が受け付けられないことが多いです。従って、クレジットカードの暗証番号を把握していない方は、カード会社に連絡し、照会してもうようにしましょう。ただ、照会には1週間程度時間を要しますので余裕を持って連絡するようにしましょう。
 
 
2.暗証番号入力時は手などで隠し、周囲に注意する。
こちらは日本でもあたりまえのことですが、暗証番号が知られると不正利用されるリスクが高くなります。

そのため、決済時に暗証番号を入力する際は周囲に不審な人物がいないかを確認し、暗証番号を入力する際はボタン部分を手で隠すなど暗証番号の漏洩を防ぎます。
 
 
3.カードでの決済処理は必ず目の前で処理をさせる。
決済をする時、たまにカード端末の設置場所がレジの奥にあることから、店員が一時的にカードを預かることがあります。しかし、海外では、店員がカード情報を抜き取って悪用することは珍しいことではありません。

そのため、決済処理は必ず目の前で行うようにしましょう。それが不可能な場合は利用を控えることをおすすめします。
 
 
4.決済時、暗証番号もしくはサインをする前に金額を必ず確認する。
決済時に暗証番号もしくはサインをする際は、必ず金額を確認するようにして下さい。よくある事例としては「0」を一桁多く入力されていたというケースがあります。

ATM利用時に注意すること

ATM
海外に行った際に、キャッシングを利用することで両替より手数料を安く抑えるメリットがあります。しかし、ATMの利用時は日本以上に細心の注意を払い利用することが重要です。ATM利用時の注意点は以下のとおりです。

1.ATM利用時は周囲に不審な人物がいないか状況を確認する。
ATMを利用する際は、必ず周囲を確認して不審な人物がいないか確認します。特に、ATMの周りをうろついている、並んでいるかのように見せかけて覗きこむような仕草をしている場合は要注意です。暗証番号を盗まれる、スキミングの被害にある確率が高くなります。
 
 
2.人通りが少ない場所などでのATM利用は控える
人通りが少ない場所や、夜間で周囲が見えにくい状況での利用は控えることをおすすめします。クレジットカード情報が漏れるというリスクだけではなく、現金を引き出した途端に後を付けられて、スリに遭う、数人に囲まれてバッグや財布を奪われるといったことも十分に考えられます。
 
 
3.銀行などセキュリティが安全な場所で利用する
ATMを利用する際は、銀行などセキュリティがしっかりした場所で利用することをおすすめします。海外の銀行は警備員などを配置しセキュリティが高く、ATMでのトラブル時も行員がいますので、すぐに尋ねることができます。


海外でクレジットカードを利用する際は、暗証番号をしっかり把握しておくことと、決済時とATM利用時は周囲を警戒しましょう。また、万が一のカードトラブル時に備え、海外から発信可能なカード会社の電話番号を控えておきましょう。帰国後は、必ず利用明細をチェックし見覚えのない請求が無いかしっかり確認しておくことも重要です。

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