HOME > すべての記事 > カード犯罪 > クレジットカードのスキミング防止にアルミホイルが良いって本当?

カード犯罪

クレジットカードのスキミング防止にアルミホイルが良いって本当?

クレジットカードのスキミング防止策として、アルミホイルがいいっていう話を聞いたけど本当なのでしょうか?スキミング対策にアルミホイルは有効なのか?デメリットやカードがダメになってしまうことはないのかについてこの記事では詳しく紹介していきます。

クレジットカードのスキミングは年々増加している

東京オリンピックの影響でキャッシュレス決済やクレジットカード利用者数は大きく増えました。クレジットカードなども利用できる店舗も増えとても便利になった一方で、同時にスキミングなどのクレジットカード犯罪が増えている事も事実です。

クレジットカードのスキミングの被害が増えている中で、自分のクレジットカードを守ろうとする動きも当然でてきています。

ここでも何度かスキミングについての記事をご紹介いたしましたが、今回はスキミング被害を防ぐための防止策として、アルミホイルが有効かそうではないかについて解説していきます。

もしもこれからアルミホイルを使ってクレジットカードのスキミングを防止しようとしている方は、ぜひこの記事を読んでどうするかを決めてみてください。

アルミホイルってそもそも何?

アルミホイルはアルミ合金を薄くしたもので、主に家庭のキッチン用品として利用されている事が多く、遮光効果や赤外線の反射、電磁気遮蔽、酸素遮蔽、耐油、耐水、耐熱の効果を持ちます。

だからたばこの箱の内側にアルミ箔を使ったシートが使われていますよね? ちなみに電子機器内壁に利用される事が多く、電磁保護をする事ができて軽いのが特徴です。

恐らくアルミホイルがクレジットカードのスキミング防止に良いというのは、この電磁保護ができるからという理由なのでしょう。

ではアルミホイルはクレジットカードのスキミング防止に役立つのか? という部分を調べてみましょう。

アルミホイルがスキミング防止に役立つのか?

あまりスキミングに詳しくない人の方が多いですが、スキミングをする時にクレジットカードのIC部分や磁気の部分を接触させる必要はありません。

手口をご覧になる機会がほとんどありませんから、どうやってスキミングをされるのかがわからないと思いますが、スキミングをする時に接触はせず、近くに行って微弱電波を使って情報を抜き取るのが一般的です。

つまりクレジットカードを包むアルミホイル自体に、微弱電波を遮断するだけの力があれば、スキミング防止をする事ができるということです。

スキミングの電波の周波数の波長によって、守れるのか守れないのかが決まるようですが、今のところはアルミホイルはスキミングしようとする周波数の波長よりも小さいため、アルミホイルを通して情報を抜き取る事ができないと考えていいでしょう。

ただし問題が無いわけではありません!

クレジットカードをアルミホイルで包んで、情報を抜き取られないようにする事ができる、という事はわかりましたけれども問題もありますよね。

いちいち使う時にクレジットカードをアルミホイルから出し、使ったらアルミホイルで包んでおくというのが面倒ではありませんか? それだけではありませんよね!

別の方法でクレジットカードの情報を抜き取る事も可能ですよね? 店でクレジットカードを使う時にはクレジットカードの情報は丸出しです。

クレジットカード犯罪というのはイタチごっこです。アルミホイルで防御はできても現実的ではないという事になるのです。

ですが知識としてアルミホイルが、クレジットカードのスキミングに効果がある、という事を知っておくのは楽しい事かもしれません。

当面はスキミング防止グッズに頼る方がいいという事になりそうですね。あとは毎月の明細は必ずチェックをするというのも犯罪防止につながるでしょう。

まとめ

アルミホイルでクレジットカードを覆うことで機器を使ったスキミング防止には有効です。

カードケース入れや財布のの外側などにアルミホイルを一枚挟むなどの対策で知らぬ間にカード情報を抜き取られる被害を減らすことはできる。

しかし、直接カード番号などを見られてしまえば防ぐことはできないのであくまで機器を使ってのスキミング防止策となります。

おすすめのクレカはこちら!

カード犯罪カテゴリの関連記事