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クレジットカードが磁気不良に!?原因と対処方法を詳しく解説!

クレジットカードを使おうと思った時、エラーが連発したらドキッとしませんか? 見た目が破損しているわけでもないし、期限もまだ切れていないしと理由がわからなかったり原因となりそうな事が無い場合でも、何となく恥ずかしさとなんで? という気持ちでいっぱいになりますよね。

そんな時はもしかしたらカードが磁気不良になってしまっているかもしれません! 今回はクレジットカードが磁気不良になってしまう原因をまとめてみました。

クレジットカードの磁気不良はどうして起こる?

クレジットカードが磁気不良になってしまうのは以下の原因が挙げられます。

・強い磁気を発する物に近づけすぎた
・鍵などの突起物や小銭などの硬い金属に接触して傷がついた
・他のカードと一緒に保管している
・高温の場所に放置した

・カードに強い力をかけたり、折曲がっている

磁気不良になるとどうしてクレジットカードが使えなくなるのかというと、磁気の中にクレジットカードの情報が記録されているため、磁気が破損してしまうと読み取りができなくなるのです。

例えば、ATMでも一般的なクレジットカードを通すレジスターも、全て磁気読み取りによってクレジットカードの利用ができるようになっています。

だから磁気破損をしてしまうとクレジットカードを使う事ができなくなってしまうというわけです。

強い磁気を発する物に近づけすぎた

磁気を発する機器として携帯電話、スマートフォン、テレビ、ラジオ、スピーカーなどがあります。また、ハンドバッグや財布等の磁石留め具などからも強い磁気を発することが多いので、数cm近づけただけでも強い影響を受けて不良が起こる場合があるので注意しましょう。

鍵などの突起物や小銭などの硬い金属に接触して傷がついた

鍵や小銭などでも磁気部分に細かい傷が付き、使えなくなってしまう場合があるのでカードは財布の中に入れたりして生身で持ち歩かないようにしましょう。

他のカードと一緒に保管している

別のクレジットカードやキャッシュカードと重ねて収納していた場合、磁気ストライプ同士が触れた状態になっていると、データが破損してしまう可能性があります。
まとめて1つの場所に入れておくと管理がしやすいですが、時期の向きや、カード同士の擦れによって傷がつかないようにしましょう。

高温の場所に放置した

多くのクレジットカードはプラスチック製なので、熱に弱いという特性があります。
真夏の炎天下で車の窓を閉め切って駐車した車の中に何時間も置いたままだったり、冬はストーブの近くに置きっぱなしだったりすると熱の影響でカードがゆがんでしまい、磁気ストライプにも影響を及ぼすことがあります。

カードに強い力をかけたり、折曲がっている

例えばお財布に入れていても、体重をかけてしまって磁気の部分を曲げてしまったりする事がありますよね。

多少折り曲げたとしても使えなくなるという事は無いかもしれませんが、強い力で曲がってしまった時に、磁気が読み取りできなくなるような破損をする事もあるのだそうです。

なのでクレジットカードを入れた財布は、できればバッグなど体重がかからないような持ち方をした方がいいのでしょう。

洗濯してしまった場合磁気不良は起こるの?

よくクレジットカードを入れた財布を、ポケットなどに入れていたりする事ってありますよね。

そしてそれを取り出すのを忘れて洗濯をしてしまったとします。これも結構ある事故みたいなものですよね。

もしも洗濯をしてしまった時に、クレジットカードの磁気は果たして破損してしまうのか? というと、実は洗濯をしたくらいでは磁気は破損しないのです。

なので洗濯をしてしまったとしても、しっかりと乾かしてしまえば磁気が破損する事はないでしょう。意外と洗濯には強いものなのですね。

割れてしまったら破損の可能性は大きい!

クレジットカードが割れてしまったりした場合でも、磁気不良を起こす可能性は高いので、できれば割れてしまったら新しいカードを発行してもらった方がいいでしょう。

プラスチックは衝撃で破損する事がありますので、取り扱いには十分に気を付けた方がいいですね。

また、磁気の部分が汚れてしまったりすると、読み取りができにくくなってしまう事があるので、気を付けて使用するようにしましょう。

磁気不良になってしまったら

もし磁気不良で使えないかも…となったら速やかにカード会社に連絡して再発行してもらいましょう。
自分自身でなんとか対処して磁気を復活させようとしてもむしろ悪影響になります。

ただ、ネットショッピングなどカード情報の読み取りが不要な買い物には利用することができますし、ICチップが搭載されたカードで、ICチップ対応端末があるお店であれば決済はできます。

もし再発行する場合は再発行手数料が取られる場合があるので、カード会社の情報をきちんと確認しておきましょう。

磁気不良を防ぐ方法

磁気不良を防ぐ方法として以下の方法が挙げられます。

・磁気の強い物と一緒に保管しない
・尖っているものと一緒に持ち歩かない
・防磁シートやケースなどを利用する
・サブのカードを作っておく

防磁シートはスマホケースに収納したICカードを使う際に発生しがちな、読取エラーを防ぐシートです。形は「シートタイプ」「ケースタイプ」「シートタイプ」など様々あります。
100%絶対防げる、というわけではありませんが使うのと使わないのとでは全く違ってきますし、袋やケースに入れることで傷や汚れ防止にもなります。
商品自体はAmazonや100円ショップで手軽に買うことができます。

サブカードは作っておくことで万が一メインカードが磁気不良になっても予備として使うことができます。別場所に保管しておけば同時に磁気不良になる事もないでしょう。

まとめ

カードが磁気不良になってしまうと支払い時に利用することができなくなり、焦ってしまいますよね。
もしICチップが搭載されていればそちらで払う事もできますが、ICチップ決済がないお店だったりそもそもついていない場合はどうする事もできません。

なので普段から防磁シートを利用したりして、丁寧に取り扱うことを意識して使用しましょう。またサブカードを作っておくことで磁気不良の際にも安心して買い物ができるほか、様々な特典を受けることができたり使い分けによってサービスの幅が広がったりします。

もしまだクレジットカードを1枚しか持っていない方はサブカードをこの機会に作ってみてはいかがでしょうか。ただし保管する際はカード同士をくっつけないようにしましょう。

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