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クレジットカードの基本豆知識

クレジットカード会社と銀行などで設立されたJCCAとは?

クレジットカードはクレジットカード会社だけではなく、銀行などでも発行しているもので、店舗やオンラインでのショッピングや公共料金の支払いなどに活用できる便利なカードです。

とっても便利なクレジットカードですが、使い方によっては確かにポイントも貯まりますし、上手に使う事ができれば社会的な信用を得る事もできるでしょう。

ところでクレジットカードと言えば個人信用情報といってもいいくらい、切っても切り離す事ができないものになっていますよね。

そこで今回はJCCA(日本クレジットカード協会)という協会の役割や、利用の方法などについてをわかりやすく説明したいと思います。

JCCA(日本クレジットカード協会)はなんのために生まれた協会なのか?

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銀行やクレジットカード会社などが出資して、本来はクレジットカードの発展と健全な使い方による、国民の消費生活向上を目的として作られた団体で、クレジットカードに関するあらゆる研究や調査などの活動をしている協会です

出資は銀行やクレジットカード会社などで行われていて、クレジットカードの利用者を広めるため、クレジットカードのPRなどを行ったりもしているのです。

もちろん他にも役割はあります! 例えば国民がどんな商品にクレジットカードを使っているのかを調査するのに役立っていますし、クレジットカードの利便性をさらに高めるための調査なども行っています。

よくネット上にクレジットカードの所有者の年齢層グラフや、利用目的などの調査結果を公表していますが、クレジットカードの用途などデータを集めるのにも役立っているのです。

その中でも代表的なのが個人信用情報ですよね。

JCCA(日本クレジットカード協会)は個人信用情報機関の一つとしての役割もある

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クレジットカードや金融機関などの発行するカードローンを利用した事がある方の中には、延滞してしまったり遅延をしてしまったりといった金融事故で心を傷めた事がある人もいるかもしれません。

実はJCCA(日本クレジットカード協会)というのはクレジットカードやカードローンなどで、延滞や遅延などの金融事故を起こした場合に、その情報を個人情報として記載する役割も持っています。

むしろJCCA(日本クレジットカード協会)というと個人信用情報を取り扱っている協会であるというイメージの方が強いかもしれません。

その通りでこの協会ではクレジットカードや銀行系の金融取引の情報についてを記載し、情報の開示請求があればその情報を提供するので、ある意味ちょっと怖いイメージがあるのも事実でしょう。

ですがやたらと怖がる必要もありません。なぜならば延滞を3か月以上しなければ記載されませんし、しっかりと返済をしてしまえば記載されていても数年後にはキレイになります。

クレジットカードのサービスの発展にも役立ちます

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昔クレジットカードでできる事と言えば、利用する事ができる加盟店でのみクレジットカードを使う事ができて、支払い方法も今のように数種類もありませんでした。

公共料金の支払いなんて夢みたいな話でしたし、病院に行って治療をした時の治療費の支払いにも利用はできませんでした。

よく考えてみたらとても便利な時代になりましたね。ほんの10年前にはできなかった事が現在ではできるようになっているのですが、このクレジットカードの発展にもJCCA(日本クレジットカード協会)の調査が一役かっているのは間違いないでしょう。

使えなかったところで幅広く使えるようになったのも、利用者が「こういうところで使えたらいい」などの声を反映してくれる場所があったからですよね。

そういう意味ではJCCA(日本クレジットカード協会)はとても意味があるところなのです。

JCCAに金融事故を記録されないために気を付ける事

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まずは先にも話した通り、3か月以上延滞をしてしまうと金融事故として年月日、金額、金融会社が記載されるだけでなく、情報公開時に支払いがどうなったのかについても記載されます。

気を付けなくてはならないのはクレジットカードやカードローンなどの遅延を繰り返すのもよくありませんし、さらに金融事故というのは携帯電話の支払いが滞る事も含まれます。

携帯電話は最初の2年間というのは携帯電話本体をクレジットで契約しているので、途中で遅延や延滞をしてしまうとやはり金融事故として記載されてしまうのです。

クレジットカードやカードローンの申し込みをした時に、過去に金融事故が無いかどうかを審査するために、これらの記載された情報が公開されるため、記載されないように気を付ける必要があるのです。

ちなみにJCCAはクレジット会社や銀行での個人情報を扱う機関で、他の個人信用情報は別の機関で扱っています。

まとめ

いかがだったでしょうか? 今回はクレジットカードの申し込みをした時に、金融機関が審査に利用する個人信用情報を保有している、JCCAがどのような役割を持っている機関なのかについてをお話ししました。

通常審査を行う時には、JCCA一つだけではなく他の2つの機関の情報も公開してもらい、審査を行ってカードの発行をしています。

審査をスムーズに通るためには借りたものは返す! 携帯電話の本体のローンは延滞や遅延しないように気を付けるなど、自分でできる予防をしっかりとするように心がけるといいでしょう。

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