クレジットカードの基本豆知識
クレジットカードの国際ブランドはどれがいい? やっぱりこれです!
- 2016.09.30 @ 新着
- 基本豆知識
世界中で発行されている多くのクレジットカードは、それぞれの国にある決済機構のカードは別として、大きく分けると5種類の国際ブランドが利用されています。
その中で最も最強だといわれている国際ブランドはいったいどこなのかについてを、それぞれの決済機構の特徴とともにまとめてみる事にしました。
Contents
クレジットカードの国際ブランドとは?
簡単に国際ブランドというのがどんなものなのかについてを説明すると、私たちが利用しているクレジットカードは、クレジットカードを発行している発行会社が発行したカードを使っています。
でもクレジットカードを発行している会社がクレジット決済の代行をしているのではなく、国際ブランドと言われている決済機構が決済を代行しているのです。
つまりもっと簡単に言うと、クレジットカードを発行している会社は、決済機構と提携を結ぶ事によって自社のブランドでクレジットカードを発行している事になります。
三井住友VISAカードは三井住友がクレジットカードを発行しているけれど、実際に決済代行を行っているのはVISAという事になるわけです。
そして世界中で知られている決済機構は大きくわけると5つあるのですが、国際ブランドにはそれぞれ特徴があって、加盟店や提携を結んでいる会社やショップもそれぞれ違います。
それぞれに強い国や地域があるのもおもしろいですね。ではそれぞれの国際ブランドの特徴と、最強の国際ブランドと、どの組み合わせが最強なのかを見てみましょう。
VISA 世界中で知らない人はいない国際ブランド
VISAは1976年に「バンク・オブ・アメリカ」から名称をかえて現在の名称となりました。国際ブランドとしては2015年現在世界シェアNo1を誇っています。
世界中で最も加盟店が多い国際ブランドで、アメリカでは使えないところがないくらいで、日本でも昔から知られている国際ブランドなので、使えないところを探すのが難しいくらい広まっています。
特にアメリカ地域では最強と言われていて、国際ブランドとして1枚は必ず持っておいた方がいいといわれているブランドなのです。
日本でクレジットカード決済をしているお店では、必ずといっていいほど使うことができます。
MastarCard ヨーロッパに強い国際ブランド
MastarCardは1970年代に現在の名称になり、こちらも世界中に加盟店のある決済機構となっています。
VISAがアメリカに強いと言われていますが、MastarCardはヨーロッパで強いと言われているのです。もちろん日本でも加盟店はたくさんあるのですが、まだまだVISAほどだとは言えないでしょう。
ヨーロッパに海外旅行に行く機会が多い人は、MastarCardを1枚持っておくといいかもしれません。
実は国際ブランドというのは国や地域によってかなり偏りがある場合があるのですが、MastarCardもその一つだと言えるでしょう。
ちなみにMastarCardがVISAと違うところは、消費者金融のクレジットカードとも提携を結んでいるという事ですね。
アコムなどの発行しているクレジットカードは、国際ブランドをMastarCardにしています。
JCB 日本が誇る国際ブランド
MastarCardとの傘下に入るのでは? と一時的に噂になりましたが、JCBは独自の道を進む事によって現在の国際ブランドの地位を手に入れる事ができました。
日本で使うならJCBは最強! というだけあって、日本国内でクレジットカードが使えるところでJCBを使えないところがないくらい広まっている国際ブランドです。
日本国内でクレジットカードを使うのならば、JCBカードは最強だと言えるかもしれませんが、何せまだまだ世界中で使える加盟店が少ないのが現状です。
ですがもしも海外旅行の時に困った事があっても、JCBの場合は日本語で対応してくれるので、外国語にめっぽう弱い日本人のユーザーには喜ばしい限りです。
アメリカン・エキスプレス・カード 旅好きにはたまらない国際ブランド
こちらの国際ブランドは、国際ブランドとしての一面と、自社発行の一面と、解放カードを発行しているという一面を持っています。
そもそもその名の通り、物流会社だったせいなのかどちらかというとコンシェルジュサービスに力を入れているカードだと言えるかもしれません。
例えば旅行をする時にいかに快適に過ごすサービスができるのかに命をかけたイメージがありますよね。そのためサービスも一般の人というよりは富裕層に人気のあるカードだと感じます。
今でこそグリーンやゴールドクラスなら取得が比較的簡単ですが、それ以上になるとよほどの事がないと手に入れる事が難しいリッチな国際ブランドです。
さらに日本だと加盟店が少ないというのもあって、どこで使える? と疑問に感じる事もしばしば。欧米でもそれほど加盟店が多いカードだとはいえません。
ただしアメリカにはめっぽう強いクレジットカードだと言えるでしょう。
ダイナースクラブ リッチなイメージが強い国際ブランド
あまり所有している人がいないと感じている人も多いかもしれませんが、海外の大富豪などが所有している事が多い国際ブランドですね。
一般の方の中にも所有している事もあるかもしれませんが、そもそもダイナースクラブは名前の通りでレストランでの食事などを意味していたりします。
そのため世界中のレストランなどに加盟店が多い国際ブランドなのですね。有名なレストランなどでさりげなくゴールドカードなどを出したりしたら、それこそ丁寧な対応をしてもらえるかもしれません。
レストラン以外の店舗では加盟店が少ないので、国際ブランドとしてはあまり使い勝手が良い国際ブランドとは言えないかもしれません。
もちろん非常にステータスの高い国際ブランドなので、使わなくても持っているとリッチな気分になれるかもしれません。
国際ブランドで最強なのはやはりVISA!次いでJCB
やはりどこの国でも最強の国際ブランドといったらVISAのようです。世界中に加盟店があってどこの国でも利用する事ができるので、国際ブランドではVISAを選ぶ人が多いのですね。
最近は海外旅行へ行く方も多いようですが、VISAカードを持っていれば不便を感じません。ただし海外旅行などへ行かないという人で、日本国内でしかほとんどクレジットカードは使わないという場合はJCBが最強でしょう。
日本のクレジットカードが使える加盟店でJCBが使えないというところはまずありません。もしも海外旅行に行かないのならば、JCBを選択されてもいいですね。
また、海外旅行によく出かけるという方の場合だと、世界中で加盟店が多いVISAのほかに、ヨーロッパで強いMastarCardを持っておくのもおすすめです。
うまく組み合わせる事によってそれぞれが強い地域で使い分けすればいいのですね。
まとめ
いかがでしたか? クレジットカードの国際ブランド1位はVISA、2位はJCB、3位はMastarCardとなりました。
1人が平均的に持つクレジットカードの枚数は最高で3枚が良いと言われている時代なので、VISAとJCBとMastarCardを持っていれば、怖いものはありません!
鬼に金棒になる事は間違いないでしょう。今後の使い方を考慮した国際ブランド選びをするといいのですね。
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