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クレジットカードの社内ブラックっていったいなに?

社内ブラックという言葉を聞いた事がありませんか? 恐らく「ブラックリストの事じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は社内ブラックというのが存在するのでは? という噂があるのは本当の事です。

今回は社内ブラックというのはどういうものなのかや、どうなってしまうのかについてをできるだけわかりやすく説明したいと思います。

もしかしたら「これもそうなの?」と思い当たる事があるかもしれません! 今回は社内ブラックというのはいったいどういうものなのかについてを簡単にまとめてみました。

社内ブラックって本当にあるものなの?

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表面的には社内ブラックの存在はありません。そもそもブラックというのは個人情報を取り扱っている情報センターなどで、一人ひとりの様々な金融事故などを記載したものです。

なのでブラックリストに記載がなければ、問題なくクレジットカードの申し込みをしたりすることができます。ところが何も問題がないはずなのに審査が通らない事があります。

確かに審査基準を満たしていないという事もあるかもしれませんが、年収も満たしているし特別ここ数年問題があったわけではないのに審査が通らないとなると、何かがあったとしか思えません。

実は社内ブラックというのは確かに存在していて、その個人情報に引っかかってしまったために、クレジットカードやローンが通らない人がいるのです。

では今回は、もっと深くクレジットカードの社内ブラックについてをお話ししていこうと思います。

社内ブラックになったらどうなってしまうの?

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もしも社内ブラックになってしまった場合、それが例えば一つの金融機関であればいいのですが、申込者を社内ブラックにしている金融機関が多ければ多いほど、将来ローンやクレジットカードを使えない事になるのです。

例えばA社とB社の金融会社で社内ブラックになっている場合、当然ですがその金融会社のクレジットカードを申し込んでも審査に通る事は無い可能性が高くなってしまいます。

しかも社内ブラックが怖いのにはちゃんとした理由があります。それはある時期に急増していた債務整理に起因しているのです。それと金融機関も利益のためにクレジットカードを発行しているという事情があるからなのです。

つまり社内ブラックとは、それぞれの金融機関が独自に持っているブラックリストなのです。

一般的なブラックリストとどこが違うのか?

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ブラックリストというのは個人情報センターなどで扱っている情報で、もしも金融事故や債務整理などを行ったりすると、記載されてしまい5年~7年の間は記載され続けるものですよね。

でも5年~7年我慢していればやがて記載情報はキレイに削除されて、再びクレジットカードやローンが通るようになったりするものなのです。ところが社内ブラックはそう簡単にはいきません。

金融会社としては一矢報いたいと思うものでしょうから、一度社内ブラックに入ってしまったら二度とその記載が消されることはないのです。

だから社内ブラックに入ってしまう事は絶対に避けないといけないというわけなのです。考えてみたら怖いですよね。

審査に通らないのは別の理由もある

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きっとこの記事を読まれた方は「自分が審査に落ちてしまったのは社内ブラックになってしまったからだ」と思うかもしれませんが、そうとばかりは言えない事もあります。

例えば審査をしてみたら基準を満たしていなかったケースもあるかもしれません。その場合にはどうしてなのか個人情報などに問い合わせをしてみるといいでしょう。

情報開示をしてみたら携帯電話の遅延や延滞の情報が掲載されているなど、自分が想像しなかったことが原因になっている可能性もあるのです。

その場合にはまず問題を解決してからブラックリストからの削除を待ってクレジットカードの申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

社内ブラックになった人には例外はないの?

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一生クレジットカードが作れなくなってしまうというのはつらいですよね。もしも社内ブラックになってしまったとしても、タイミングが良ければ審査に通る可能性が無いとは言えないのです。

確かに一度社内ブラックになってしまった人であっても、タイミングが良ければクレジットカードを再び手にできる事もあるようです。ですがそんな幸運はそんなにあるものではありません。

そうならないようにするためにも、クレジットカードだけではなく金融機関での問題は起こさないように注意して、しっかりと返済をする事を心がけるといいですね。

社会人として当然の事ができていれば社内ブラックになる事はありません。相手の身になってもしも自分が金融会社なら、どんなお客様なら好感が持てるかを考えて利用するといいですね。

まとめ

いかがでしたか? 社内ブラックという噂が本当にあるという事を聞いて驚いた方もいるかもしれません。ですがよく考えれば社内ブラックになるのも当然の事だと言えます。

できれば社内ブラックになってしまわないように、社会人として恥ずかしくないクレジットカードの使い方をしましょう。

次回はクレジットカードの社内ブラックにどうして記載されてしまうのかについて、記載されてしまう原因についてを、できるだけわかりやすく特集していきますので、参考にしていただければ幸いです。

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