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NFCとFeliCaの違いとは何か?知っておきたいポイント

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日本国内においても、従来まで普及してきたFeliCaに加え、GoogleのアンドロイドペイやAppleのApple Payが日本でサービスを開始するなど、世界的な非接触決済サービスが上陸しています。

日本国内では長らくFeliCaが普及してきた以上、海外でシェアを大きく占めるNFCを用いたサービスを展開するにあたってハードルとなっていました。
今回は、NFCとFeliCaの違いについて紹介します。
画像出典:http://www.nfc-world.com/about/index.html

NFCとは複数の非接触ICカードの規格を包括したもの

NFCとは、「Near Field Communication」の略で、複数の非接触ICカードの技術を包括したものです。
NFCはNXPセミコンダクターズ(旧フィリップスセミコンダクターズ)、ノキア、ソニーの3社が共同で設立しました。

NFCは、NXPセミコンダクターズ(旧フィリップスセミコンダクターズ)が開発した、国際規格ISO14442に準拠した「Mifare(マイフェア)TypeA」と、携帯電話メーカーのモトローラが開発した、国際規格ISO14443に準拠したTypeB、ソニーが開発した国際規格ISO18092に準拠したFeliCa(TypeC)の3つを包括しています。

Mifareは、IC乗車券などで世界的に幅広く使われています。TypeBは住民基本台帳カードやタスポなどで採用されています。
FeliCaは日本国内でSuica等のIC乗車券、楽天Edyなど最も普及しています。

FeliCaはNFCとして承認されているが、相互的に利用できるわけではない

特徴
出典:http://www.nfc-world.com/about/index.html

FeliCaについては、先程説明したように、一応NFCの仲間ということになりますが、本来、FeliCaは、複数の非接触IC技術が乱立する中、ISO14443(TypeC)として標準化を進めてきた経緯がありましたが、国際的に標準規格として承認されなかった経緯があったことから、NFCとして規格を包括する動きが行われた際に2003年にISO18092として承認されています。

しかしながら、FeliCaはNFCの他の規格とそのままの状態では相互に通信はできません。
NFCはあくまでも複数の非接触IC技術を包括したものになり、暗号化処理を行う際に必要となるセキュラエレメントの実装が必要となることから、NFCに対応したスマートフォンだけでは、FeliCaを実装した自動改札機や決済端末と通信はできません。

NFCは決済以外の簡易的な設定情報の書き込みなど用途が多彩

非接触ICカードを利用することで、機器とカード間もしくは機器同士(P2P通信)で相互に通信が可能であり、機器を近づけるだけで簡単にデータのやり取りができます。

NFC自体は、電子マネーなど決済サービスでの利用が注目されていますが、決済以外にも、NFCを搭載したスマートフォンにNFC付きプリンタにかざすことで、写真や文章データなどが簡単に印刷できることや、接続機器の設定を行う際に、お互いNFCをかざすだけで、設定に必要なデータがやり取りされ、簡単に設定ができるなど、近距離での簡易的なデータ通信においても活躍します。

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