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クレジットカードの基本豆知識

クレジットカードは相続する事ができる?それともできない?

人は今日は元気でも明日はどうなるのかなんてわかりません。もしも家族が旅だったら家族の遺産や遺品を相続する事になりますよね。

その時遺品の中にクレジットカードが含まれていた場合、そのクレジットカードはいったいどうすればいいのか悩んでしまいます。

もしかしたらクレジットカード会社に生前使っていた残高が残っているかもしれませんよね?そこで今回は相続についてのお話をしたいと思います。

クレジットカードの相続について

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もしも家族が旅立ってしまった場合、その家族の遺品を整理しなくてはなりません。

生前に遺言でも残されていて、自分がいなくなった後の事は指示されていれば簡単ですが、そうではない場合の方が多いはずです。

まずは遺品をしっかりと確認して、死亡届を提出したり解約などの手続きをしなくてはならないですよね。

その中でクレジットカードがあった場合の対処の仕方、そして相続についての話し合いについて知っておいた方がいい事をまとめてみました。

クレジットカードは相続できるのか?

まず知りたいのはクレジットカードを相続する事ができるのかという事ですが、実はクレジットカードは契約者が死亡した場合は解約になります。

つまりクレジットカードを名義をそのままで使い続ける事はできないという事になりますね。ですがこれは当然の事かもしれません。

当然ですが、クレジットカード会社に連絡をしなければ、名義人が死亡した事がわかりませんから届け出をする必要があるという事になります。

この時、クレジットカード会社から書類が届くので、解約手続きを取る事になるわけです。

クレジットカードの未払いはどうなる?

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亡くなってしまった家族のクレジットカードの残金ですが、未払いが無い場合は当然なにも心配する必要はありません。

でももしもクレジットカードの未払いがあった場合には、当然ですが残された家族全員が未払い分を支払う必要が出てきます。

ちなみに残された家族が1人の場合にはその人が相続し、家族が4人いたら4人が相続人となるので自分は支払い義務が無いなどと思わない事!

つまり亡くなった家族のクレジットカード自体は相続できないけれど、未払いは相続する必要があるという事になります。

未払いは払わなくても済む!

家族が残したクレジットカードの未払いが、1000円や2000円だったら問題はないかもしれません。

ですがもしも100万単位で残っているとしたら困りますよね?そこで未払いのクレジットカードの使用料を破棄する方法があります。

それは「相続放棄」という方法で、相続してから3ヶ月以内に家庭裁判所に「相続放棄」の手続きをすれば、故人の借金を相続しなくても済みます。

注意したいのは3ヶ月って結構あっという間に過ぎてしまうという事です!気づいたら過ぎていたなんて事もあるので、一番最初に手続きをしておくべきでしょう。

クレジットカードのポイントもったいない!

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クレジットカードで貯めていたポイントがあったらもったいないですね。でも未払金は相続できないのにポイントだけ相続なんて虫が良いような気がします。

当然ですがマイルなどのポイントは相続できそうにないと思うかもしれませんが、ANAカードやJALカードなどはポイントやマイルが相続できるんです。

ただし条件があります!JALカードの場合は家族カードプログラム会員になっている必要があります。ANAでもANAカードファミリーマイルに参加していなくてはなりません。

もっと進んでいるのはデルタ航空とユナイテッド航空のマイレージプラスです。こちらは家族間ではなくても友人にも譲渡という形で渡す事ができます。

遺産の事を考えたらクレジットカードはこれ?

一番使い勝手が良さそうだと感じるのが、やはりANAカードとJALカード、そして結婚されていない方ならば、ユナイテッド航空とユナイテッド航空!

この4枚のうちのどれかをメインまたはサブにしておくといいかもしれませんね。

詳しい情報はそれぞれのサイトでご確認ください。

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