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海外のカード事情

中国で利用する際におすすめできる銀聯カード

中国で出張や旅行に行かれる際にクレジットカードを利用するのであれば銀聯カードが大変便利です。現在日本では「三井住友カード」「三菱UFJニコス」から銀聯カードが発行されています。今回は中国利用でおすすめできる銀聯カードを紹介します。

三井住友銀聯カード


三井住友カードが発行している「三井住友銀聯カード」は年会費・カード発行手数料無料で利用可能な銀聯カードです。

日本国内で発行している銀聯ブランドのクレジットカードは、基本的に発行会社の特定のクレジットカードを持っていることが条件として発行されますが、三井住友銀聯カードは、満18歳以上であれば申し込むことが可能です。

そのため、多くの方を対象に利用可能な銀聯カードです。


銀聯カードとして決済が出来るだけではなく、利用金額に応じて利用ポイントが200円につき1ポイントが付与されます。

デザインは1種類のみですが、家族カードも発行することができ、こちらも年会費・カード発行手数料無料で作ることができます。

ETCカードは発行不可となっており、旅行傷害保険、ショッピング補償もついていませんが中国での利用専用カードとしてサブで持っておいて、旅行傷害保険のついたメインのカードを1枚別で持っていれば問題ないでしょう。

中国の大都市から地方都市まで、2,000万点以上の銀聯加盟店で利用できますが、田舎の飲食点やバスを利用する際はカードが使えない場合があるので、現金も必ず持ち歩くようにしましょう。

三井住友銀聯カード

MUFG銀聯カード


MUFG銀聯カードは、三菱UFJニコスが発行している銀聯カードです。

MUFG銀聯カードは、既にMUFGカード会員であること、もしくは、MUFGカードと同時に申し込む必要があります。

あくまでも、位置づけとしてはMUFGカードの子カードになります。


MUFG銀聯カードの大きな特徴としては、銀聯カード利用分に対してもショッピング保険が適用されることです。

例えば中国出張に行った際にお土産として購入したチャイナドレスが破損した場合、購入日から90日間、それぞれ加入しているMUFGカードの補償内容に基づいて補償されます。

更にポイント優待サービスもお得で、海外の銀聯加盟店で利用すると、「グローバル・ポイント」が通常の2倍付与されます。

また三菱UFJニコスでは、北京と上海、大連、台北、香港にMUFGカード会員向けに海外アシスタンスサービス窓口「ハローデスク」を設けており、カードやパスポートの紛失や盗難、病気や怪我の際に日本語によるサポートが受けられます。

中国への出張や旅行が多く、手厚いサポートが必要な方におすすめできる1枚です。

MUFG銀聯カード

航空会社発行銀聯カード

anajal
航空マイルを貯めている方に最適な銀聯カードもあります。

ANAが三井住友カードと提携し「ANA VISA/Masterカード」会員向けに「ANA銀聯カード」を、JALが三菱UFJニコスと提携し「JALアメリカン・エキスプレス・カード」会員向けに「JALアメリカン・エキスプレス銀聯カード」を発行しています。

それぞれ対象のクレジットカードを既に所有もしくは新規申し込み時に同時加入する必要があります。


ANA銀聯カードの場合

ANA銀聯カードの場合、「三井住友銀聯カード」のサービス内容と同等で、ポイントだけが200円ごとに1マイル獲得できます。

ただ、「ANA VISA/Masterカード」の子カードという位置づけではありますが、本カードと請求の合算、マイルの合算ができない点が見劣りします。

更に、銀聯カード利用分は10マイルコースの適用ができませんので注意が必要です。


JALアメリカン・エキスプレス銀聯カード

一方、JALアメリカン・エキスプレス銀聯カードの場合、銀聯カード利用分も「JALアメリカン・エキスプレス・カード」同様にショッピングマイルの対象になります。

また、「MUFG銀聯カード」同様にショッピング保険への加入ができるほか、「ハローデスク」による現地サポートも受けられます。

請求やマイルについては本カードと合算することが可能ですので大変使い勝手が良いカードです。


ANA銀聯カードとJALアメリカン・エキスプレス・カードを比較すると、

支払いが本カードと合算出来るか、マイルが本カード利用分と合算できるか、ショッピング保険の有無で使い勝手に大きな差がありますが、自分が普段利用しているマイルを中国でも貯めることが出来る銀聯カードとして大変重宝するでしょう。

ANA銀聯カード
JALアメリカン・エキスプレス銀聯カード

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