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おすすめの一枚

スルガ銀行Tカード機能を搭載した「VISAデビットTカード」をリリース

スルガ銀行はカルチャーコンビニエンスクラブと提携し、金融サービスとポイントサービスを融合した「スルガ銀行Tポイント支店」の開設と同時に、既存のVISAデビットカードにTカード機能を搭載した「VISAデビットTカード」を発行しました。銀行が取引だけではなくデビットカードにポイントサービスを付加するのは、日本では始めての試みとなり、銀行のあらゆるサービスで大きな影響を与えることが期待できます。今回はVISAデビットTカードの特徴を紹介します。

世界中のVISA加盟店での決済、海外ATMで現地通貨の出金が可能

スルガ銀行Tポイント支店が発行している「VISAデビットTカード」は、国際ブランドにVISAを採用していますので、世界中600万箇所以上のVISA加盟店でのショッピング利用が可能です。

このカードはデビットカードであるため、決済を行うと即時にスルガ銀行Tポイント支店の銀行口座から決済代金が引き落とされます。

そのため、クレジットカードに有りがちな「使いすぎ」を未然に防ぐことが可能です。

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更に、海外旅行や出張に行かれた際に、海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。

空港などで両替する手間を省くことができ、その節約した時間を観光や仕事など海外での生活に充てることができます。

尚、海外ATMで出金する際1回に付き216円の手数料と、VISAインターナショナルが定めたレートに3%上乗せした手数料が発生します。

デビット決済200円毎にTポイント1ポイント獲得!

VISAデビットTカードでの決済で200円毎にTポイント1ポイント付与されます。

VISA加盟店で1000円の買い物をした場合、獲得できるTポイントは5ポイントになります。

還元率に換算すると0.5%になります。

貯まったTポイントはTポイント加盟店にて1ポイントあたり1円で利用できる他、他社ポイント、ANAマイル、商品などのアイテムに交換することができます。

スルガ銀行はイーバンク銀行(現楽天銀行)と並んで、早期に国際ブランドを採用したデビットカードを発行して以来、他行も参入するなど大変好評ではありますが、クレジットカードと比較して決済利用でのポイントサービス無かったことが最大のデメリットとなっていました。

しかし、Tカード付きVISAデビットカードはデビットカードのデメリットを大きく解消したカードと言えます。

給与振込や定期預金など銀行取引でもTポイントが獲得可能

スルガ銀行Tポイント支店では、VISAデビットTカードでの取引だけではなく、銀行取引でもTポイントが獲得できる点も大きなポイントです。

毎月の給与振込みをスルガ銀行Tポイント支店に指定すると毎月50ポイント獲得できます。

また、定期預金(期間1年)10万円毎に60ポイント獲得できます。

1000万円であれば6000ポイントとなり還元率としては0.06%になります。

ポイントは定期預金満期日の翌月に付与されます。

この様に日常の銀行取引でもTポイントが獲得できますので、楽しみながら利用できそうです。

自動貸越サービス(ローン機能)を搭載

スルガ銀行Tポイント支店では「自動貸越サービス(ローン機能)」が付帯しており、公共料金の引落し、クレジットカードの引落、デビットカード利用時の決済金額不足が発生した際に、不足金額を融資してくれます。

例えば、口座残高が10万円の時にVISAデビットTカードで13万円の決済をした際、残りの3万円を融資されます。

そのため、出費が増えた月など口座残高が一時的に減った場合なども安心です。

融資を行った場合、日数に応じて利息が発生しますので注意が必要です。

例えば、先ほどの3万円不足していた例で説明すると、この3万円を5日後に返済した場合の利息は「融資金額3万円×年利14%÷365日×5日=57円」となります。

不足金額の返済はコンビニエンスストアのATMやゆうちょ銀行ATMで入金(返済)ができます。

また、自動貸越サービスは事前に審査が行われます。

また、未成年や学生、66歳以上など収入に限りがある方は利用できませんので注意が必要です。


今まで日本では普及に至らなかったデビットカードですが、スルガ銀行がTポイントを付与するサービスを開始したことにより、他行も追従し国際ブランドを採用したデビットカードの発行の他、デビットカードの決済ポイントサービスを開始することが期待されます。付加価値においてもクレジットカードに近づき、更なる普及が予想されます。日本においても出遅れていたキャッシュレス社会への第一歩になることが期待できます。

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