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あおぞら信託銀行が「GMOあおぞらネット銀行」に商号変更、GMOネットバンク参入へ!

あおぞら信託銀行は、2018年7月より社名を「GMOあおぞら信託銀行株式会社」に変更することが、2017年10月19日に開催された臨時株主総会で決定したことを発表しました。

既に、親会社のあおぞら銀行とGMOインターネットでは、ネット専用銀行を共同で展開することで提携しており、今回の商号変更により2018年7月よりGMOが本格的にネットバンク業務を展開することになります。

GMOインターネットがネットバンクに進出

今回、あおぞら信託銀行が「GMOあおぞら信託銀行」に商号を変更により、2018年7月よりGMOは本格的にネットバンク事業へ進出します。

GMOは、インターネット企業として金融サービスに力を入れており、ネット証券会社の「GMOクリック証券」や決済プラットフォーム「GMOペイメントゲートウェイ」など、インターネットを活用した金融プラットフォームの展開を行っています。

同社では、ネットバンク事業への展開を長年検討していたことから、今回のあおぞら信託銀行の商号変更は大きな一歩を踏み出すことになりそうです。

GMOはあおぞら信託銀行に14.9%出資


GMOは、ネットバンクを展開するにあたり親会社のあおぞら銀行と資本・業務提携を行っており、既に、あおぞら信託銀行には議決権ベースで14.9%出資しています。

今後は、あおぞら信託銀行の第三者割当増資を引き受け、株式を追加で取得する方針です。さらに、あおぞら信託銀行が発行している種類株についても引き受ける方針で、数年をかけて段階的に出資比率を50%まで引き上げを進めています。

証券口座との連携やフィンテック技術を活用したサービス展開

ネットバンクでのサービス内容としては、まず、個人向けには既に同社が提供しているGMOクリック証券の口座と連携させ、資金の移動や資産管理などのサービスを提供していく方針です。

企業向けには、資金決済や融資サービスを提供する予定です。また、インターネット上の電子商取引などにおいても、金融とITを融合させたフィンテックの技術を活用した決済サービスなど、利便性を高めたサービスの展開にも期待できそうです。

過去にソフトバンクとヤフーでネットバンクの設立を予定していた

今回、あおぞら銀行はGMOを提携してネットバンク事業を展開することになりましたが、同行としては過去にもソフトバンクグループとヤフーと共同でネットバンクを設立の計画を立てていたことがありました。ただし、方針などが折り合わず業務・資本提携は僅か1年で解消されています。

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