その他決済・送金サービス情報
ぐるなびが飲食店にビットコイン決済の導入を支援、来店客の裾野拡大に期待
- 2017.07.27 @ 新着
- その他決済・送金サービス情報
飲食店などの情報サイトを運営している「ぐるなび」は、飲食店にビットコイン決済の導入支援を行うことを明らかにしています。
同社では、タブレット端末を使ったビットコイン決済システムを採用することで、低コストで導入できることから、中小事業者や個人事業主が経営する飲食店での導入の拡大を狙います。
また、近年増加している外国人観光客など来店客の裾野を拡大できることに期待できます。
画像出典:https://www.gnavi.co.jp/ksupport/gnavi_postas
「ぐるなびポスタス」の導入を加盟店に促す
ぐるなびは、システム開発会社であるインテリジェンスビジネスソリューションズ(東京都江東区)と共同で開発したビットコイン決済システム「ぐるなびポスタス」の導入を加盟店に促します。
同システムは、タブレット端末を使用したPOSレジシステムで、初期費用は37万円から導入できる他、月々の維持費は月額1万2000円程度から利用できます。
一方で、中小事業者の場合、軽減税率導入に伴う割引が受けられます。
スマートフォンで簡単決済、レート変動には注意が必要
出典:http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1057893.html
ぐるなびポスタスを導入した飲食店において、来店客がビットコインで支払いを希望する場合、ぐるなびポスタスを導入したタブレット端末に支払い情報を記載した二次元コードを表示し、来店客のスマートフォンにあらかじめインストールしたビットコインウォレットより二次元コードをスキャンして支払いができます。
飲食店側は、ビットコイン取引所が決済時の取引レートを日本円に変換した上で、飲食店の口座に入金されます。
ただ、ビットコイン対日本円では、日々レートが変動していることを考えると、飲食店側としてレートによっては損益が発生する可能性もあります。
導入を行う際にはレートの変動に注意する旨を周知する必要があると言えます。
ビットコインなど仮想通貨による決済対応は必要不可欠に
ぐるなびが飲食店にビットコイン決済の導入を促す背景としては、近年来日する外国人観光客が増加していることにあります。
日本政府としても、2020年までに訪日外国人観光客数を4000万人に増やす目標を掲げていることから、特に、飲食店や小売店などは、顧客のターゲットを日本人だけではなく、あらゆる国家や民族など多様な来店客を呼び込む必要性が高まっているといえます。
「ビットコインの決済が実店舗で広がる!複数通貨併用時代も目の前に」の記事でも紹介していますが、小売店においては、ビックカメラがビットコイン決済の導入を進めていることから、来店客の裾野が拡大する事に伴い、決済手段の多様化を進めています。
特に、ビットコインは日本円や米ドルといった国家が発行した通貨とは異なり、インターネット上の通貨という特性上、為替レートを気にする必要がないことが最大のメリットとなり、欧米を中心に利用者が増えています。
この様な背景もあり、近い将来、海外へ出かける際の決済手段としてビットコインが定着することも予想されることから、小売店や飲食店などビジネスチャンスを広げるには、ビットコインなど多様な決済手段への対応は不可欠になりそうです。
おすすめのクレカはこちら!
その他決済・送金サービス情報カテゴリの関連記事
-
- 2024.03.19
- 新着
-
クレジットカードが磁気不良に!?原因と対処方法を詳しく解説!
- 2024.03.18
- 新着
-
mPOS(エムポス)とは?便利なクレジットカード決済手段です!
- 2024.03.18
- 新着
-
- 2024.03.18
- 新着
-
無職でもクレジットカードの更新はできる?気になる疑問を解決しよう!
- 2024.03.17
- 26view
-
- 2024.03.15
- 新着