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大日本印刷が決済サービスを仲介するゲートウェイサービスを展開!

大日本印刷は、小売店向けに複数の決済サービスに対応するために、クラウド上で決済種別を判別し取引を仲介するサービス「DNPマルチペイメントゲートウェイ」のサービスを展開した事を明らかにしています。
画像出典:http://2020cashless.tokyo/cat02/913.html/2

複数の決済端末を設置する手間とスペースの削減ができる

小売店では、顧客の要望によって複数の決済サービスに対応するケースが多くありましたが、POP端末周辺に複数の決済端末が乱立する状態となるなど、管理や維持を行う際の手間となっていました。

今回、大日本印刷が提供する「DNPマルチペイメントゲートウェイ」を利用することで、ICカードやクレジットカード決済が可能な決済端末1台のみで、同社が提供するDNPマルチペイメントゲートウェイに接続することで、決済取引を仲介し、決済が可能になります。
そのため、複数の決済サービス業者と個別に回線接続する必要が無くなる他、決済時の手間や維持に必要なコストを大幅に削減することが可能です。

売上の集計や請求データも一括管理が可能。セキュリティも担保

柏データセンター
出典:http://www.dnp.co.jp/infosol/solution/detail/10122425_18793.html

DNPマルチペイメントゲートウェイは、クレジットカードやICカードでの支払い以外にも、それらの取引データがクラウド上に集約されていることから、そのデータを元に、売上の集計や請求データの一括管理も可能になります。

小売店からの決済取引データは、千葉県柏市にある「柏データセンター」に集約され管理されます。
柏データセンターは、VISAやMasterCardなどの国際的な決済プラットフォーム5社が共同で策定したクレジットカードにおけるグローバルセキュリティ規格である「PCIデータセキュリティスタンダード(PCIDSS)」に準拠しており、セキュリティも担保しているのも大きな特徴です。

小売店は既存の決済端末を引き続き利用可能。専用端末の開発も

DNPマルチペイメントゲートウェイのサービス提供にあたり、小売店側は同クラウドサービスに接続する際に、既存の決済端末を引き続き利用可能である点も大きな特徴となっています。

今回のサービスは、クラウド上で決済種別を判別して仲介するサービスであるため、同サービスへのアクセスが可能であれば、サービスが利用できます。

また、専用端末の開発も進めており、専用端末を使うことで、既存の決済端末ではPOP端末を介す必要がありましたが、POP端末不要で同クラウドサービスを経由しての決済が可能になります。

DNPマルチペイメントゲートウェイを導入するにあたり、初期費用は4,000円、月額料金が8万7000円から利用できます。

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