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米Facebookが個人間送金に参入!Message機能で送金簡単送金可能に

米国のSNS大手「Facebook」は、Message機能を活用してキャッシュレスで個人間で送金できるサービスをリリースしました。

米国ではキャッシュレスでの個人間送金が拡大する中で、世界で約19億人が使っているSNSで個人間送金が可能になることで、個人間送金市場が世界を跨いで取引される日も近いと言えそうです。
画像出典:https://www.rakuten-bank.co.jp/transfer/fb/

Android端末とパソコンで送金可能。当面米国のみ

今回、Facebookが発表した個人間送金は、Android端末とパソコンのMessenger機能に実装されます。
また、近々AppleのiOSへの対応も進めていくとしています。

当面の間、米国内のユーザーのみがサービス対象となっていることから、日本国内での利用は出来ない見通しですが、米国内での利用が広がれば、世界展開を一気に進めていくことも考えれれます。

送金したり、受け取ったりする場合は、FacebookアカウントにVISAもしくはMasterCardブランドのクレジットカードやデビットカードを登録する必要があります。

決済システムはFacebookアカウントと別管理でセキュリティレベル高く

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出典:http://thebridge.jp/2015/03/facebook-messenger-for-android-ios-and-desktop-now-lets-you-send-and-receive-money-in-the-u-s

Facebookが個人間送金を提供するにあたり、ユーザーが一番懸念する事項として「セキュリティ問題」があります。

SNSは、多くの個人情報が保管されていることに加え、ユーザーの管理体制もずさんなことも多いことから、悪意を持った第三者からの乗っ取りといった標的にされることが多く、登録したクレジットカードやデビットカードが使われてしまうという懸念もあります。

同社によると、通常のFacebookアカウントと決済システムは分離して管理しているとしており、階層化された保護機能を適用すると共に、常に監視を行っていることからセキュリティレベルを高くしているとしています。

また、ユーザー自身でも認証ステップの追加やiOSであれば指紋認証であるTouch IDを組合せてセキュリティレベルの向上ができるとしています。

Appleも個人間送金参入でさらなる利用増も期待

個人間送金に関しては、AppleもiOSのiMessage機能を活用した個人間送金サービスをリリースしています。
また、既にPayPal傘下のVenmoが個人間送金サービスを展開し利用者を増やしています。

これからは、普段やり取りしているチャットを通じて、現金を用いることなく気軽に個人間送金をあたり前に利用する時代になると考えられます。

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