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KDDIがQRコード決済に参入へ!LINEなどと連携してサービス展開

通信大手のKDDIは、2018年内に2次元コード(QRコード)を活用したモバイル決済サービスを新たに展開することを2018年4月5日に明らかにしています。

QRコードを利用したモバイル決済サービスは、すでにNTTドコモが提供を初めていますが、KDDIもNTTドコモに追従する形でモバイル決済を展開することになります。

年内にコンビニエンスストアなどでサービス開始予定

KDDIは、QRコードを活用したモバイル決済サービスを展開するに当たり、年内にコンビニエンスストアなどでサービスを開始していきたいとしています。

コンビニエンスストアの場合、大規模なPOSシステムを導入しており、すでにQRコードの読み込みに対応している機器が備えられていることを理由にサービス開始当初は加盟店展開がしやすいことや、消費者に気軽に利用できるお店であることなどから、展開しやすいと判断したようです。

LINEなど他社との連携も視野に

KDDIは、QRコードを活用したモバイル決済サービスの展開にあたり、チャットアプリの「LINE」や、フリーマーケットアプリの「メルカリ」など他社との連携も視野に入れて検討しているとしています。

LINEについては、すでに独自でQRコードを活用したモバイル決済サービスを展開していますが、他社と連携することで加盟店の拡大やサービス内容の充実をしていきたいと考えているようです。

ただ、QRコードを利用したモバイル決済が今後どのように普及していくかは未知数で、構想通りのサービス展開を行うにも課題も多く残されています。

NTTドコモもモバイル決済サービスを2018年4月に開始

今回QRコードを利用したモバイル決済サービスの参入表明したKDDIですが、NTTドコモもQRコードを利用したモバイル決済サービスを2018年4月に開始しており、今後サービスの普及が進むことで競合が激化することも考えられます。

ただ、携帯各社は独自でクレジットカードやプリペイドカードの発行を行うなど、決済分野においても顧客の囲い込みを行ってきましたが、QRコード決済を展開することにより、低コストに導入できるメリットがあることから、中小規模の商店などでもキャッシュレス決済が導入しやすい利点があります。

KDDIは、今回のQRコードを利用したモバイル決済サービスを展開するにあたり、加盟店の拡大でユーザーの利便性の他、既存ユーザーの囲い込みを行うことで安定的な収益確保と、さらなる収益チャンスの拡大を狙っていくものと考えられそうです。

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