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SBIが仮想通貨「Sコイン」を発行へ!小売店などの決済手段として展開

SBIホールディングスは、自社で開発した仮想通貨「Sコイン」を発行することを明らかにしました。小売店や飲食店などでの決済手段としての利用を想定しており、既存の現金決済やクレジットカード決済に加え、Sコインでの決済を普及させることで、低コストな決済手段として展開を行う方針です。

Sコインは低コストで即日現金化できるメリットがあり

SBIが発行を予定している「Sコイン」は、小売店や飲食店で支払う決済手段として展開していく予定で、ブロックチェーン(分散型台帳システム)を活用して、独自の決済基盤システムを活用して送金に関わる手数料を抑えることができます。

店頭でのSコイン決済の導入に関しては、既存のクレジットカードやICカード決済とは異なり、カードリーダーといった決済に必要となる機器が必要とせず、スマホやタブレットに表示した決済用の二次元コードを利用することでを導入や維持費といったコストを大幅に抑えることができます。

また、Sコインで売上やサービス代金を受け取った場合、受け取ったSコインはインターネットから専用の口座にアクセスすることで、すぐに現金化できます。

既存のクレジットカードなどでは、客が支払った後に入金までの時間が空いてしまいますが、Sコインではそのようなことがなく、自分が現金として受け取りたい時にいつでも受け取れるメリットがあります。

取引所で売買が可能で汎用的な通貨として利用可能


Sコインは、既存の通貨に基づいてSBIが提携した加盟店での支払いだけの電子マネーとは異なり、取引所で売買することが可能で、オープンで汎用的な仮想通貨として発行する方針です。

そのため、利用者はSコインを取引所などを通じてSコインを日本円に換金したり、逆に、日本円からSコインを換金するといった手続きが可能になります。

Sコインと日本円とのレートは常に安定的に提供する予定

既に仮想通貨の代名詞ともなっているビットコインの価格は上昇傾向にあり、9月の上旬には1ビットコインあたりの金額が5,000を突破するなど、投機マネーがビットコインに向かったことが価格の押し上げにつながっていると考えられます。

ただ、この様にレートの相場が大きく値上がりしたり、値下がりするとなればレートの変動リスクが発生してしまうことから、決済として使いにくい側面があります。そのため、SBIでは日本円とSコインのレートは常に安定的に提供する方針です。

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