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ユニー・ファミマがフィンテックの新会社設立、新たな収益基盤に!

中部地方を中心に総合スーパーマーケットと全国にコンビニエンスストア「ファミリーマート」を展開する「ユニー・ファミリーマートホールディングス」は、伊藤忠商事と提携してフィンテックの新会社を設立することを明らかにしています。

金融とITが融合したフィンテックを活用して、買い物時の決済だけではなく、決済から得られるビッグデータなどを活用してマーケティングや販促活動、金融サービスを一体で提供し、グループ内における収益向上と新たな収益基盤の構築を狙います。

2017年9月1日付けで「UFI FUTECH」を設立

今回、新たに設立するフィンテックの新会社は「UFI FUTECH(ユーエフアイ・フィーテック)」という商号で、2017年9月1日より事業活動を開始します。

新会社には、ユニー・ファミリーマートホールディングスが72%、伊藤忠商事が28%出資し、ファミリーマートの通販会社ファミマ・ドット・コムの決済サービスをベースとして、フィンテックサービスの開発を行う方針です。

フィンテックで決済以外にマーケティングなど新たな収益源を獲得


新会社を設立することで、ユニー・ファミリーマートホールディングスが持つ総合スーパーマーケットやコンビニエンスストア店頭などで、既存のクレジットカードや各種ICカードによる決済サービスの他、専用のアプリを開発することで、決済で得られたビッグデータを活用して、店舗ごとのマーケティングデータの分析を行い、ニーズや課題を発掘し店舗の売場の改善、顧客へのクーポンの配信など販促活動に活用し、既存店舗の収益改善につなげていきます。

また、小売店での決済や販促以外にも、顧客の消費喚起につなげるためにも、ローンサービスの提供など顧客に金融サービスも合わせて提供することで、金融サービスによる新たな収益源を確保することにもつながりそうです。

ドン・キホーテホールディングスとも資本業務提携で顧客基盤の拡大も狙う

ユニー・ファミリーマートホールディングスは、ディスカウントストア大手のドン・キホーテホールディングスとも2017年8月31日に資本業務提携を締結してます。特に、ドン・キホーテは若年層の顧客が多いことから、今回の資本業務提携をテコに顧客基盤の拡大を行います。

今回のフィンテック新会社でもドン・キホーテの顧客基盤も合わせて活用できるメリットも得られることから、顧客基盤と収益基盤の両方を合わせて拡大していけるか注目したいところです。

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