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日本ユニシスとOrigamiが提携へ!QRコード決済で口座引落に対応

金融システムなどを中心にIT受託サービスを手がける日本ユニシスは、QRコードを使ったモバイル決済サービスを提供しているOrigamiと提携し、同社が提供しているOrigamiPayにおいて、銀行口座の引落サービスを提供していく方針です。

日本ユニシスの「Resonatex」を使ってOrigamiPayと連携

日本ユニシスとOrigamiは、スマートフォンを使って支払いができるスマホ決済サービスで、2018年2月21日に資本業務提携を行いました。

今回の資本提携により、日本ユニシスが開発したオープンAPI公開基盤「Resonatex(レゾナテックス)」を活用することにより、Origamiが提供しているOrigamiPayで銀行口座から直接決済代金が引き落とせるようになります。

Resonatexは、金融機関のシステムと各事業者が持つ多様なシステムをセキュアかつシームレスに連携できるサービスです。

ウェブ事業者が提供しているウェブサービス上に銀行口座と連携したFintechサービスの提供ができるようになるなど、金融サービスのビジネスの裾野が広がるサービスとして期待できます。

OrigamiPayではクレカ以外に銀行口座からも決済代金が引落可能に

OrigamiPayは、Fintechベンチャー企業Origamiが提供しているスマホ決済サービスで、QRコードを利用した決済の他、Beaconを利用した決済サービスを提供しています。

既存のクレジットカードや非接触ICを利用した電子マネーに比べると低コストで導入できるメリットがあり、小規模の小売店など非現金決済の導入の開拓余地が大きい市場に参入できるなど、ビジネスチャンスの拡大が期待されています。

OrigamiPayでは、これまでOrigamiPayの決済料金の引落の際に、事前にクレジットカードを登録しておく必要がありました。

今後は、日本ユニシスのResonatexを導入することで、手持ちの銀行口座を登録しておき、決済代金は銀行口座から引き落とせるようになります。

OrigamiPayは、2018年2月時点で導入予定店舗を含めると20,000店で、コンビニエンスストアのローソンや、ファストフード店のケンタッキー・フライド・チキン、大手雑貨店のロフトなどが導入しています。

デジタルマーケティングによる地域活性化にも貢献

OrigamiはResonatexを導入することにより、銀行口座の引き落としへの対応に留まらず、地域の小売業やサービス業に、決済情報に加え、地域事業者に有益や情報を提供することで、デジタルマーケティングを促進します。

特に、小規模の事業者にとっては、少子高齢化により客数が減少する中で、経営が難しくなる中、地域全体を通じて活性化に向けた取り組みが必須となっています。日本ユニシスとOrigamiでは、決済を通じて地域活性化を支援していくとしています。

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