クレジットカードを持つだけでデルタ航空の上級会員になれる秘訣とは

海外旅行や出張時に、航空会社の上級会員資格を持っていれば、空港で優先チェックインや優先搭乗、ラウンジサービスなど魅力的なサービスが利用できることから、1度は体験してみたいと考えている方も多いと思いますが、今回、クレジットカードを新規で申し込むだけでデルタ航空の上級会員資格が取得できます。
画像出典：https://www.americanexpress.com/jp/content/delta-gold-card/

デルタ航空の上級会員のランクは「シルバーメダリオン」と「ゴールドメダリオン」

デルタ航空の上級会員は「シルバーメダリオン」と「ゴールドメダリオン」の2つにランク分けされます。

シルバーメダリオンは年間の獲得マイル数が2万5000マイル、もしくは、30回以上の搭乗で資格が取得できます。
ゴールドメダリオンは年間の獲得マイル数が5万マイル、もしくは、60回以上搭乗すると資格が取得できます。
ただし、この資格を取得後、永久に資格が維持できるわけではなく、1年間のみ有効となっています。
そのため、翌年もこの資格を維持するには、それぞれの条件を毎回クリアする必要があります。

しかし、折角上級会員の資格を習得したにも関わらず、1年間でその資格が消滅してしまっては、顧客が他社に流れてしまう恐れがあります。
それを防ぐ為に、年会費だけで上級会員の資格が維持させることで顧客の囲い込む目的で、上級会員資格が維持できるクレジットカードが発行されました。

シルバーメダリオンの資格を維持するには「デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」を、ゴールドメダリオンの資格を維持するには「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」を持つ必要があります。

「シルバーメダリオン」の資格取得可能なカード

出典：https://www.americanexpress.com/jp/content/delta-card/

デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードは、シルバーメダリオンの資格を維持するためのクレジットカードではありますが、今までスカイマイルを貯めたことがない方でも新規で申し込むことが出来るクレジットカードでもあります。

特筆すべき点は、新規で申し込みを行った方でも、クレジットカードを所有しているだけで上級会員である「シルバーメダリオン」が取得できることです。

年会費は1万2000円ですが、シルバーメダリオン会員として、空港での優先チェックインや優先搭乗が利用できます。
また、日本の主要空港、仁川国際空港、ホノルル国際空港のラウンジも利用することができ、コストパフォーマンスに優れています。

優先チェックインや優先搭乗サービスはデルタ航空限定となりますが、国内主要空港のラウンジ利用と合わせて、現在デルタ航空では「ニッポン500マイル・キャンペーン」を実施しており、シルバーメダリオン会員は年間40フライトまで、1フライトにつき500マイルをいずれの航空会社を利用してもマイルが付与されます。
そのため国内線を中心に利用されている方にはおすすめです。

「ゴールドメダリオン」の資格取得可能なカード

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ゴールドメダリオンの資格が維持できるクレジットカードですが、こちらも新規での申し込みも可能です。
そのため、今までスカイマイルを貯めたことが無い方でも、新規で「ゴールドメダリオン」の資格が取得できます。

年会費として2万6000円と、シルバーメダリオンの2倍となりますが、利用できる上級サービスも更にランクアップされ、シルバーメダリオンのサービスに加え、世界中の空港で「スカイチームラウンジ」が利用できる他、受託荷物の優先取り扱い、搭乗時のボーナスマイルが100％付与されます。

例えば、通常7000マイルの区間に搭乗した際、ボーナスマイルが100％であるため、その2倍の14000マイルが獲得できることになります。
そのため、シルバーメダリオンに比べるとマイルが貯まるスピードが早いのが大きな魅力です。

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは国際線を中心に利用されている方におすすめできます。
更に、このクレジットカードは新規で「ゴールドメダリオン」会員が取得可能なため、他の航空会社が実施している「ステータスマッチ」用として使われる方も多いです。

ステータスマッチは、他の航空会社やホテルの上級会員資格があれば、自社の上級会員資格を特別に付与し顧客を囲い込む目的で不定期に行われているキャンペーンです。

誰でも憧れる上級会員になるには、今回紹介した2つのクレジットカードを新規で申し込むことで、上級会員資格が取得できます。